空き家の解体工事 空き家対策特別措置法の略式代執行で開始される
全国で空き家問題がありますが、岡山県の矢掛町では、所有者不在で老朽化のため倒壊の危険性が高い空き家を「空き家対策特別措置法」の略式代執行で解体工事が開始しました。
事業費は約210万円
町建設課から委託された請負業者が解体作業を行い、空き家に残された家財道具などを搬出し、周囲に足場を組んで飛散防止用のシートを張ったとのこと。
空き家の解体工事内容
- 建物:2棟の木造2階建て
- 築年数:不明
- 延べ床面積:不明
延べ床面積不明ってどうゆうこうかしら、とは思いますが、210万円ですので大体40坪くらいだったのかもしれませんね。
この2棟の木造2階建てですが、2014年に所有者が死亡してしまい、その相続人はいずれも相続を放棄したようです。
そのため、空き家として放置されていた状態。
建物の傷みが激しく、屋根の一部は崩落していたようで、児童の通学路に面していたので危ないといわれていたようです。
そこで、矢掛町は昨年6月に倒壊の危険性がある「特定空き家」に認定。
今回の解体に至ったという経緯。
今回の解体まで1年弱かかっているということになります。
矢掛町の町建設課によると、2016年の調査では町内の空き家は759軒。
そのうち倒壊の危険性があるのは約2割に当たる136軒もあるようです。
空き家問題はこれから全国的にも広がっていきそうですね。
コメント